こんな疑問を持った方におすすめの記事です。
- 宅配型トランクルームってどこが良いの?
- 安いのは判るけど何を預ける?
- 少ない荷物を預ける事に意味があるのかな?
こんにちは!学生時代から10年以上アパートで暮らし、せまい部屋になれた管理人です。部屋にあふれた荷物をすっきりさせるため、宅配型トランクルームのヘビーユーザーです。
この記事では宅配型トランクルームのビギナーさんやこれから利用を考えている方のため、宅配型トランクルームのメリット・デメリットを、今までの利用経験を活かし使用例などを交えて解説していきます。
この記事は10分程度で読めます。読めば荷物を手間なく管理して、せまい部屋を広く使うヒントが宅配型トランクルームにあることがわかります。
この記事の内容
宅配型トランクルームってどんなサービス?
使ったことのない方のために、まずはサービスの内容を簡単に紹介します。
宅配型トランクルームは、宅配便で荷物の出し入れをする保管サービスです。宅配サービスが家まで荷物を回収しに来てそのまま倉庫で保管してくれます。
普通のトランクルームなどのレンタル物置タイプのサービスと違い、自分で荷物を運ぶ必要がありません。
宅配型トランクルームには主に3つのタイプがあります。
- ボックスプラン 段ボールに荷物を詰め放題。
- レンタルスペース 倉庫内にスペースを借りる。
- アイテム単体 冷蔵庫単体などアイテム単位で預ける。

おすすめは料金が安くて気軽なボックスプラン
こんな方におすすめ!
- 東京都内でせまいアパート暮らし
- 漫画やコレクションが捨てられない
- 服が大好きで季節ごとにどんどん新しい服が増える
宅配型トランクルームの7つメリット
ここからはメリットを使用例を交え紹介していきます。
宅配型トランクルームの具体的なイメージをつかんで下さい。
7つのメリット
- 段ボール1箱から預けられる
- 月額300円程度でリーズナブル
- 荷物を個別に管理
- サービスの利用はオンライン
- 宅配サービスで自宅で出し入れ
- 屋内型で空調管理がしっかりしている
- セキュリティーが強い
段ボール1箱から預けられる
宅配型トランクルームのボックスプランなら、段ボール1箱から利用できます。
業者によって段ボールサイズは違いますが、レギュラーサイズの段ボールの容量はだいたい40~45リットル。引っ越し用の段ボール程度の大きさです。
このサイズだと漫画のコミックが70~80冊で長編シリーズでも丸々入ります。シャツなら数十枚収納できるので1シーズン分の洋服もいけます。

1箱なんて預ける必要ある?
と思う方もいるかもしれませんが、1箱の荷物は馬鹿にできません。
たとえば収納も小さい1Kの部屋だと段ボール1箱分の荷物すら邪魔になります。

段ボール1箱を減らすだけで、フリーな床面積が増えて部屋が広く使えます。
月額300円程度でリーズナブル
ボックスプランの相場は月額300円前後で非常にリーズナブルです。
預ける時の配送料も業者が負担のため初期費用もほとんどかかりません。逆に普通のトランクルームなら事務手数料などで1万円以上かかってしまいます。
もし今住んでいる部屋より収納が広い部屋に引っ越しそうとすると、引越し料金・敷金・礼金だけで数十万円はかかり家賃も高くなります。ボックスプランなら月額数百円です。
ワンコイン家賃の上乗せでクローゼットが広くなると考えて下さい。ワンコインで数十万円の節約ができて部屋も広くなるのです。
数十万円の出費は簡単に決断できませんが、300円程度なら気軽に使える金額です。
荷物を個別に管理
写真撮影のオプションやプランを使えば個別の荷物管理が可能です。
荷物を個別で引き出せるので、必要になった物だけ引き出して使わない物は預けたままにできます。

どんな活用法があるの?
たとえばコレクションの管理なんかにおすすめです。
部屋に置ききれなくなったコレクションの1部を預けておいて、手元に戻したくなったら引き出します。預けたコレクションは個別で写真撮影され一覧をスマホなどで確認できるので、オンラインにコレクションスペースを持つことができます。
またヤフオク!やフリマサービスと連動可能なサービスなら預けたまま直接売買が可能です。梱包・発送は業者がやってくれるので、気軽にトレードやコレクションの整理ができます。
サービスの利用はオンライン
宅配型トランクルームの手続きは全てオンラインです。
普通のトランクルームだと、営業時間内に入会手続きが必要です。また荷物の確認には現地に行かなくちゃなりません。
これがオンラインだと…
- 時間を気にせず自分の都合の良い時間に入会
- 宅配の手続きは24時間受付
- 預けた荷物はスマホ・PCでスグに確認
他にも「あれ?アウトドア用のグッズどこにしまったかな?」と、自宅の押し入れやトランクルームの段ボールを何箱も確認して中身をひっくり返す必要もありません。スマホで預けた荷物の写真を確認するだけです。時間や体力をほとんど使わず部屋が散らかることもありません。
宅配サービスで自宅で出し入れ
荷物は宅配サービスが運んでくれるので、自宅にいながら荷物が出し入れできます。
自家用車がなくては運べなかった重たい荷物も宅配サービスに全てお任せです。時間指定も可能なので自分の都合の良いタイミングで荷物の出し入れができます。
たとえば休日を満喫するため、映画を見てお昼は外食、夕方は家でゆったりとお酒を飲みながら、時間指定で来る宅配サービスを待つ。なんていう優雅な使い方もできます。トランクルームと家との往復で貴重な休日を浪費することもありません。
屋内型で空調管理がしっかりしている
預けた荷物は24時間空調管理された屋内型倉庫で大事に保管されます。
意外と軽視されがちですが、荷物の保管に空調管理は必須です。

空調管理がそんなに大事なの?
はい、特に洋服の管理には空調管理非常に重要です。
カビや虫食いでしまっておいた洋服が台無しになった経験はないでしょうか?
夏場は高温多湿でカビや虫食いが発生しやすくなっています。特にシルク・ウール製など天然素材の洋服は、一定の湿度・温度に保たれた空間で保管しなくちゃスグに傷んでしまいます。空調が効いた倉庫なら自宅で保管するよりも服へのダメージが少ないので、長期間良い状態を保ったまま着ることができます。
宅配型トランクルームは、空調設備のない物置タイプの屋外型トランクルームや自宅のクローゼットより保管環境が良く荷物の長期保管に優れています。
ちょっと値段は高めですが、クリーニングと保管がセットになったクリーニングパックプランもあります。ブランド製の洋服を大事にあつかっている方や、洋服好きな方はシーズンオフの洋服をまとめて預けて上質なクローゼットとして利用するのもおすすめです。
セキュリティーが強い
宅配型トランクルームは、ユーザーが倉庫に立ち入れないのでセキュリティが強固です。
屋外型トランクルームだと鍵の閉め忘れやピッキングで、コンテナの中身が荒らされる心配があります。屋内型でも他の会員が倉庫内に入る都合上、荷物が盗られるかもしれません。
しかし宅配型は…
- ユーザーは倉庫に入れない
- 倉庫に直接行っても荷物を受け取れない
- 24時間カメラで監視
上限はあるけど預かった荷物の保証もあるのよ!

セキュリティがしっかりしているので、限定品などの貴重なアイテムや手放せない思い出の品などを安心して預けられます。
宅配型トランクルーム気を付けたい3つのデメリット
宅配型トランクルームのメリットばかりではなく、ここから解説するデメリットも把握しておいて下さい。
大量の荷物には向いてない
まず宅配型トランクルームは大量の荷物を預けるのには向いていません。

なんで荷物が多いとダメなの?
預ける箱の数が多くなると逆に割高になってしまうからです。
段ボール数箱程度の小量の荷物なら安くて気軽に利用できますが、大型の家財道具や数十箱以上の段ボールとなると話は変わってきます。
例えば新しい部屋の入居まで引っ越しの荷物を1ヶ月間預けるなんていうときは、引越し業者が提供する荷物保管サービスの方が安くて便利です。海外転勤で数年間家財道具一式を保管する場合も、普通のトランクルームを利用した方がコストがかかりません。
部屋に入りきらない荷物を保管しておく程度の利用がおすすめです。
引き出し時の配送料は別料金
またボックスプランの預ける際の配送は無料ですが、荷物を引き出し時の配送料は有料です。

配送料はどれくらいかかるの?
1箱あたり引き出し時の配送料はおよそ1,000円以上です。
配送料は少し高めに設定されているので、たとえば1ヶ月だけ預けてすぐ荷物を引き出す場合、保管料と配送料合わせて1ヶ月で1300円以上かかってしまうことになります。
サービスによっては1年以上の長期保管で引き出し配送料無料になるところもあります。月額保管料金だけでなく、引き出し配送料やどれ位の期間預けるのかなどトータルで計算したうえでサービスを選ぶのをおすすめします。
宅配だから荷物がくるまで待つ必要がある
荷物の引き出し手続きは何時でもできますが、実際に荷物が届くまでは時間がかかります。
たとえば「寒くなったから冬用のセーターを着よう!」と思っても、手元にはないので直ぐ着れません。
地域限定にはなりますが最短翌日配達可能なサービスや、倉庫で直接荷物の引き出しが可能なサービスもあります。色々なサービスを比べて検討するのもありです。
まとめ
宅配型トランクルームのメリット・デメリットを使用例などを交え解説しました。
改めてメリット・デメリットのまとめです。
メリット
- 段ボール1箱から預けられる
- 月額300円程度でリーズナブル
- 荷物を個別に管理
- サービスの利用はオンライン
- 宅配サービスで自宅で出し入れ
- 屋内型で空調管理がしっかりしている
- セキュリティーが強い
デメリット
- 大量の荷物には向いてない
- 引き出し時の配送料は別料金
- 宅配だから荷物がくるまで待つ必要がある
荷物の管理・時間や手間を減らせることに魅力を感じた方は宅配型トランクルームの使用を考えても良いと思います。逆にデメリットの方が目につく方は部屋にある荷物を上手く整理して空間を確保した方が良いでしょう。
別の記事でおすすめの宅配型トランクルームをまとめて紹介しています。
>>おすすめのボックスプラン20選