トランクルーム

屋外型・屋内型・宅配型|タイプ別トランクルームの使い分け方・選び方のコツ

寅太郎

こんにちは!せまい部屋暮らしの達人寅太郎です。

こんな悩みを解決します!

  • 屋内・屋外・宅配型何が違うの?
  • メリット・デメリットは?
  • どのタイプを使えばよい?

トランクルームは収納スペースが足りないときや、引越しリフォームなどで一時的に荷物を預けたいときに利用します。しかし調べてみると、宅配型・屋内型・屋外型など色々なタイプや呼称があり迷ってしまいますね。

トランクルームはタイプごとにメリット・デメリットや利用シーンが違うので、適当に選ぶと後で後悔します。

この記事では、トランクルームのタイプごとに特徴や選び方について解説します。どんなトランクルームを選べば良いか迷っている方も、この記事を読めば自分に合ったタイプが判るはずです。

トランクルームの3タイプ|屋外型・屋内型・宅配型

荷物を預けるサービスはたくさんあり、細かく説明すると混乱します。この記事では、判りやすく3タイプに分類しました。

三つとも荷物を預けられるという共通点はありますが、それぞれに特徴やメリット・デメリットがあります。

寅太郎

タイプごとに詳しく見ていきましょう!

安くて広い|屋外型トランクルームの特徴

屋外型トランクルームとは、建物の外に設置された個別のコンテナやユニットを利用したレンタル収納スペースで、大型の荷物の保管に向いています。

屋外型トランクルームのメリット

屋外型トランクルームのメリットを簡単にまとめると以下の通り!

屋外型のメリット

  • 広いスペースが確保できる
  • 自動車で荷物の出し入れができる
  • アウトドア用品の保管に最適
寅太郎

屋外型ならではのメリットを詳しく見ていきましょう!

広いスペースが確保できる

1番のメリットは安くて広いこと。

屋外型トランクルームは、地価の安い郊外にあるため広いスペースを安く借りられます。

都心の屋内型トランクルームだと1畳10,000円以上するところが多いですが、屋外型だと半額以下で済みます。

自動車で荷物の出し入れができる

敷地内に自動車で乗り入れてコンテナ前に停められるので、荷物の出し入れが楽

荷物を運ぶ距離が短いので、自動車で運べるサイズなら大きい家具・家電も自分で出し入れ可能です。

アウトドア用品の保管に最適

屋内型だと建物を汚すわけにはいかないので、1度使ったコンロ台などのアウトドア用品は綺麗に清掃する必要があります。

屋外型なら直接倉庫に入れられるため多少汚れていてもそのまま仕舞えます

またアウトドア用品は大型になるため、自動車で荷物を出し入れ可能な屋外型の方が運搬も便利です。

屋外型トランクルームのデメリット

屋外型のデメリットも見ていきましょう。

屋外型のデメリット

  • セキュリティが弱い
  • 気候の変化に弱い

セキュリティが弱い

屋外型トランクルームは屋内型・宅配型に比べセキュリティが弱い傾向にあります。

屋外型は敷地内に誰でも入れるため、不審者が倉庫に簡単に近づけてしまいます。個人経営だと監視カメラすらない場合もあります。

実際に第三者が侵入し鍵を破壊して荷物を盗む事件が発生しているので、大事な物は預けない方が良いでしょう。

気候の変化に弱い

倉庫のコンテナには個別のエアコンがなく、空調管理がされていません

そのため気候により倉庫内の温度・湿度が上下しやすく、夏は高温多湿・冬は低温乾燥状態です。気を付けないと荷物にカビが生えたり、虫が発生してボロボロになってしまいます。

寅太郎

屋外型は広いスペースを安く借りれますが、保管環境にデメリットがありますね。

屋外型トランクルームの使い方のポイント

屋外型トランクルームを実際に利用する際に、いくつか知っておきたいことや気を付けることがあります。

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ポイントを絞っていくつか紹介します。

ポイント①

ラックや小型のコンテナを用意

屋外型トランクルームのコンテナ内はガランとした空間で、備え付けのラックなどはありません。そのまま荷物を突っ込むだけだと、縦の空間が活かせず無駄なスペースが生まれてしまいます。

金属製のラックや積み重ねて荷物を収納できる小型のコンテナがあると効率的に荷物を収納でき、荷物の整理や出し入れもスムーズになります!

ポイント②

セキュリティの確認

大手の経営しているトランクルームはある程度セキュリティがしっかりしていますが、個人経営のトランクルームだと監視カメラがない所もあります

事前にセキュリティを確認してから、利用や預ける荷物の判断をしておきましょう。

ポイント③

保険に加入する

レンタル収納タイプのトランクルームは荷物の管理が自己責任です。屋外型はセキュリティレベルが高くないため、預ける荷物によっては任意で入れる保険に加入するのをおすすめします。

駅前・街中の好立地|屋内型トランクルームの特徴

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続いて屋内型の紹介です。

屋内型トランクルームは、室内に設置されたレンタル収納スペースです。屋外型と比べて防犯性や管理面で優れていることが特徴です。

屋内型トランクルームのメリット

屋内型トランクルームは、防犯性が高く、湿気や温度変化から荷物を守ってくれます。

一方で、スペースに制限があるため、荷物の量によっては屋外型よりも使い勝手が悪くなる場合もあります。

まずはメリットをまとめました!

屋内型のメリット

  • 個室のため、プライバシーが守られる
  • 町中・駅近のアクセスのしやすい立地
  • 外部からの盗難などのリスクが低い
  • 湿度管理がしっかりされている
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屋内型のメリットをひとつずつ見ていきましょう!

個室のため、プライバシーが守られる

屋内型はスペースが壁で仕切られており個室になっています、扉を締めれば外から覗かれません。

洋服と姿見などを置いておけばウォークインクローゼットのように使えば、仕事帰りに私服に着替えてそのまま遊びに行くこともできます!

町中・駅近のアクセスのしやすい立地

屋内型トランクルームの大半は街中や駅近くなど、公共交通機関でのアクセスが良い立地にあります。

そのため立ち寄りやすく、自動車がなくても必要な時すぐに荷物の出し入れができます!

また駅前なので人通りが多く、女性でも安心して利用可能です。

外部からの盗難などのリスクが低い

セキュリティが強く、屋外型に比べ盗難・紛失などのリスクが低いです。

建物内は24時間カメラで監視され、また建物内への立ち入りにはセキュリティキーが必要です。

カメラによる監視と、建物内への立ち入りを制限することで荷物のトラブルが発生しにくくなっています。

湿度管理がしっかりされている

建物内は荷物のコンディションを保つため、常に空調管理されています。そのため温度・湿度変化に敏感な荷物の保管も可能です。

夏場自宅のクローゼットに入れて置いた服にカビが生えていた経験ありませんか?日本の夏は湿気が高いとすぐガビが生えてきます。

天然素材の洋服などは、自宅より屋外型トランクルームの方が良い環境で保管できます

屋内型トランクルームのデメリット

屋外型より環境・立地の良い屋内型トランクルームですが、こんなデメリットもあります。

屋内型のデメリット

  • 屋外型より高額な料金
  • スペースが限られている
  • 大きな荷物の出し入れが大変
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デメリットも細かく見ていきます!

屋外型より高額な料金

屋内型トランクルームは地価の高い場所にあり、また空調など設備の維持費がかかるため、屋外型と比べ料金が高く設定されています。

地域にもよりますが…なんと屋外型の2倍以上です。

スペースが限られている

屋外型に比べスペースがせまく限られているため、大きくてもスペースは2畳程度です。

また人気があるため競争率が高く、自分の借りたいスペースが空き待ちなんてケースもあります。

大きな荷物の出し入れが大変

屋内型は大きな荷物の出し入れが大変です。

屋外型であればコンテナの前に自動車をもってくることも可能ですが、屋内型は建物の外まで荷物を運ばなくてはなりません。

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屋内型は環境や立地が良い反面、料金や広さがデメリット。ちょうど屋外型の反対ですね。

屋内型トランクルームの使い方のポイント

屋内型トランクルームを利用する際には、荷物の出し入れに時間がかかることや、トランクルーム内での長時間の作業ができないことを把握しておきましょう。

寅太郎

屋内型トランクルームを効率的に利用するためのポイントを紹介します!

ポイント①

荷物の出し入れに時間をかけない

トランクルームは荷物の出し入れに時間をかけない工夫が必要です。

屋内型に限らずレンタル収納タイプのトランクルームは、荷物を置いておくスペースです。そのため長時間の滞在が禁止されています。

長くても1時間程度で退出するため、荷物はあらかじめ整理して収納し頻繁に使う物は前方に置くなど、出し入れをスムーズに行えるようにしておきましょう。

ポイント②

周囲に迷惑がかからないようにする

倉庫は個別で区切られていますが、同じフロア内にあるため周りへの配慮が必要です。

規約で禁止されていますが、他の会員に迷惑がかかるので腐って異臭を放つ開封済みの食品類や、短時間でもペットの預け入れをしてはいけません。

他の会員や建物に迷惑がかかる行為は厳禁です。

ポイント③

長期保管する場合は湿気・ガビ対策をする

長期間荷物を保管する場合は、湿気・カビ対策の除湿剤があると良いでしょう。

エアコンはありますが、人の出入りで外気が入ってくるため空調管理が万全ではありません。

それほど高くはないので、荷物のコンディションを保つために除湿剤がおすすめです。

宅配便で荷物を出し入れ|宅配型トランクルームの特徴

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最後は宅配型トランクルームです!

宅配型トランクルームとは、荷物の出し入れを宅配便で行うトランクルームのことを指します。専用の段ボールなどに荷物を詰めて送り、屋内型の倉庫でトランクルーム業者が荷物の保管・管理を行います。

屋外・屋内型のレンタル収納タイプとは大きく異なり、倉庫に行かず自宅に居ながらにして荷物の出し入れを行えるのが最大の特徴です。

宅配型トランクルームのメリット

宅配型のメリットは以下のようになります。

宅配型のメリット

  • 自宅で荷物の出し入れ可能
  • 段ボール1箱から気軽に預けられる
  • 利用は何時でもオンラインで可能
  • セキュリティーが強い
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メリット詳細を見ていきます。

自宅で荷物の出し入れ可能

屋内・屋外型と大きく異なるポイントが、宅配便で荷物の出し入れができることで、最大のメリットでもあります。

自宅と倉庫の間を往復する時間や手間がかからないうえ、荷物の運搬は宅配便に任せられます。そのため自動車がない方や、腕力に自信がない方も利用できます

段ボール1箱から気軽に預けられる

宅配型には段ボールで荷物を預けるボックスプランがあります。

料金は1箱300円程度なので、少量の荷物を預けたい方ならリーズナブルに利用できます。

利用は何時でもオンラインで可能

宅配型のサービス申し込みは全てオンラインで行えます。

深夜でも早朝でも、都合の良い時間に荷物の集荷や取り出しの手配が可能です!

セキュリティーが強い

宅配型は3タイプのトランクルームの中で一番セキュリティが頑丈です。

保管倉庫は屋内型で24時間稼働の監視カメラに加え、各種防犯システム有人警備なども行われています。また倉庫内にはユーザーが一切立ち入りできないため、第三者による荷物のトラブルがほとんどありません。

宅配型トランクルームのデメリット

宅配型は家から利用できる便利さの代わりに、こんなデメリットがあります。

宅配型のデメリット

  • 大量の荷物には向いてない
  • 引き出し時の配送料は別料金
  • 荷物がくるまで待つ必要がある
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デメリットの詳細もチェックしていきましょう!

引き出し時の配送料は別料金

宅配型は宅配便を使うため、荷物の配送料がかかります。

預け入れ時の配送料はサービスが側の負担になるケースが多いですが、引き出し時は有料。段ボール1箱で1,000円前後かかります。

大量の荷物には向いてない

宅配型の大きなデメリットとして、大量・大型の荷物の保管にはむいていないことが挙げられます。

なぜなら大きな荷物は配送料金が高くなってしまうからです。

段ボール数箱程度ならそこまでですが、ベッドや冷蔵庫など大型家具になってくると配送料だけで数万円かかることもあります。

荷物がくるまで待つ必要がある

荷物を取り出す際、宅配型は宅配便の到着を待つ必要があります。

他のタイプのトランクルームなら自分で倉庫まで取りに行けますが、宅配型はそれができません。セキュリティの都合上倉庫に直接行っても取り合ってもらえません。

荷物が急に必要になった場合も届くのは最短で翌日です。

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メリット・デメリット共に、宅配便で荷物を預けるところに要因がありますね。

宅配型トランクルームのメリット・デメリットは別の記事でも詳しく紹介しています。

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宅配型トランクルームの使い方のポイント

宅配型トランクルームは、サービスによって段ボールのサイズが異なります。また配送料など月額保管料以外の料金の確認も必要です。

寅太郎

サービスを使い始めてから後悔しないよう、宅配型トランクルームを使う際のポイントをいくつか紹介しておきます。

ポイント①

段ボールのサイズを事前に確認する

宅配型のサービスごとに保管用の段ボールサイズが異なるので、サイズの確認が必要です。

たとえば同じレギュラーサイズの段ボールでも、サービスによって30~50リットルぐらいまでと大きな差があります。

自分の預けたい荷物と段ボールサイズを比較確認しておきましょう。

ポイント②

荷物の梱包に気を付ける

預ける荷物によっては厳重な梱包が必要です。

宅配便は一度に大量の荷物を運ぶ都合上、輸送時に荷物が破損する可能性があります。食器や家電など衝撃に弱い荷物はしっかりと梱包し、輸送時に段ボールの中で荷物が動かないようにしておきましょう。

ポイント③

月額以外の料金を確認しておく

月額保管料金が安くても、その他の料金が高いかもしれません。

例えば短期間保管だと取り出し時に早期取り出し手数料がかかるサービスや、逆に長期保管で配送無料になるサービスもあります。

預入期間など自分に合った条件のサービス・料金であるかを確認しましょう。

「屋外型・屋内型・宅配型どれを選ぶ?」|トランクルームタイプの選び方

最後にどのタイプを使えば良いか迷っている方のため、トランクルームタイプを選ぶ際のポイントをいくつか紹介します。

屋外型トランクルームは自動車が必須

屋外型トランクルームを利用するなら、荷物運び用の自動車が必須です。自動車が利用できないと屋外型のメリットが活かせません。

屋外型を選ぶポイント

  • 荷物運び用に自動車が使える
  • 荷物の量が多い・荷物が大きい
  • なるべく安く済ませたい
  • 温度・湿度に影響されにくい荷物

屋内型トランクルームは自分の使う駅に近い所

普段の移動が電車・バスの型なら、普段使う駅に近い屋内型トランクルームがおすすめです。

自分の行動範囲内にトランクルームがあると、移動距離が短く使い勝手が良くなります。また衣服など湿度変化に弱い荷物を預けるのにも、空調の効いている屋内型が便利です。

屋内型を選ぶポイント

  • 普段の移動が電車・バス
  • 荷物運びに自動車が使えない
  • セキュリティが気になる
  • 衣服など空調管理が必要な荷物

あまり外出しない方なら宅配型トランクルーム

あまり外出しない主婦・在宅ワークの方なら宅配型トランクルームがおすすめです。自宅で荷物の出し入れが可能なので、自分で荷物を運ぶ手段がなくても大丈夫です。

宅配型を選ぶポイント

  • あまり外出しない
  • 荷物の運搬手段がない
  • 預ける荷が少量
  • リーズナブルに使いたい
  • コレクションなどを預けたい

トランクルームの詳しい選び方に関しては、別の記事で紹介しています。気になる方はコチラも参考にして下さい。

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自分に合ったトランクルームを選んで快適な収納ライフを楽しもう

トランクルームは屋内型、屋外型、宅配型の3種類があり、それぞれ特徴があります。

屋内型は安全性が高く、温度管理がされているため衣類や書類などの保存に最適です。屋外型は車やバイクなどの大型物や建築資材など、大きな荷物の保管に向いています。宅配型は、自宅にいながら荷物の出し入れができ、非常に便利です。

それぞれのトランクルームにはメリットとデメリットがあるので、利用目的や荷物の種類、利用頻度などを考慮して選ぶことが大切です。自分に合ったトランクルームを選ぶことで、快適な収納ライフを手軽に楽しむことができます。

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